防寒具(vol.17)

先日、しらせに搬入した物の一例。

こちらが、観測隊の防寒具。
上のフードは、
顔の露出部分が少なくなるようになっている。
下のズボンは、
なぜか前、後ろがなくどちらでもはけるリバーシブル?
実際に着てみると、
思いの外、軽くて動きやすい。

先日、本校の玄関でもディスプレイしたが、
その時の子どもたちの反応の、
No.1は「すご〜い」で、
No.2は「かる〜い」だった。

防寒具に限らず、
靴や手袋など、
近年の装備品の技術は
どれも向上しているらしい。

ただし、
全員打ち合わせの講義の中で聞いた
この言葉を忘れてはならないと思っている。

「装備や技術は進歩したが、
 南極の自然は100年前と変わらない。
 むしろ、個人の能力は後退している。」”

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