2012年11月1日 / 最終更新日時 : 2017年6月6日 K.Sawa 南極 コンテナ(vol.12)再会の舞台は8月の東京・極地研究所。極研は2009年に都心から移転してきたばかり。そびえるように立つ真新しい建物のその扉をくぐる前に思わず私の目に飛び込んできたのはこのコンテナだった。刻まれた文字には、風格さえ伝わってくる。風に吹かれ、雨に打たれ、波を越えて、時には立ち止まりながら、それでも一歩一歩前に進み、氷の大地をめざした風格が。しばらく、この前のフェンスにかじりついてしまった。“