コンテナ(vol.12)

再会の舞台は
8月の東京・極地研究所。

極研は2009年に都心から移転してきたばかり。
そびえるように立つ真新しい建物の
その扉をくぐる前に
思わず私の目に飛び込んできたのは
このコンテナだった。

刻まれた文字には、
風格さえ伝わってくる。

風に吹かれ、
雨に打たれ、
波を越えて、
時には立ち止まりながら、
それでも一歩一歩前に進み、
氷の大地をめざした風格が。

しばらく、この前のフェンスに
かじりついてしまった。