4の1編 やっぱり水は鉄水

4の1理科「閉じ込めた空気の学習」

ピストンに水を入れて圧すと、
1mmも押すことができない。

ところが、ある班のある子の結果は
少しだけピストンが動いていたのである。

子 「失敗したのでないの?」
子 「いや、ちょっと空気が混じっていたんだよ!」
T 「空気が混じっているって、こういうこと?」
 (ピストンの半分に空気、半分に水を入れて見せる)
子 「そうそう、そんな感じ。」
子 「先生、試してみたい!」

そこで、この日は「空気と水まじり実験」となった。

よく見ると、
空気のある部分は縮んだり伸びたりしているけれど、
水のある部分は1mmも変わっていない。
この結果からの子どもたちの考察が以下。

「やっぱり水は『鉄水』でした。」

今回の「空気と水まじり実験」をすることで、
既習の「水は1mmも縮まない」ということが、
再び、大きな意味をもって自分に返ってきているのである。
つまり、
基礎・基本がより身についたのである。

かつて、
基礎・基本を大切にしましょう、と言われた時期があった。
そのためには、
しっかりと”教え込む”ということもやむを得ない、
と解釈されることもあった。
確かに、そういうこともあろうかと思うが、
今の私にはそう言えないところがある。
そういうこともあろう、と言える資格のあるのは、
”教え込む”という以外の方法で
基礎・基本が身につくような方法はないのかと
さんざん実践を試みた人だけだ。

いつかのドラマでも言っていた。
「本当にあきらめていいのは、
 チャレンジした人だけよ」と。