強風一過

今日か、遅くても明日中には、
県下の小学2年生の
おそらくほとんどのクラスでは、
夏野菜の苗たちに関する話題がのぼるに違いない。

昨日からずっと、
台風に伴う強い風と雨に見舞われた。
ちょうど2の1では、
つい先日、夏野菜の苗や種を
畑に移植したばかりだった。
その守るべきいとしい存在が、
大自然の猛威の中にさらされていたのだが、
どうしようもなかった。

休日が明けたわが2の1でも、
まだやまない雨を眺めながら、
野菜たちを心配する声が聞こえていた。
被害にあっただろう苗たちや自分たちの畑の復旧に向けて、
持てる知恵や力を尽くそうとする姿勢が感じられた。

県下の小学2年生の
おそらくほとんどのクラスの子どもたちも同様だろうと思う。

生活科の学習では、
そんな姿はよく見られることで、
取り立てて書くことではないのかもしれない。
ただ、なぜか今は、
目の前の子どもたちがこのような体験を経て大人に成長していくことが
意義深いことのように思えてならならなかった。

困難の復旧・復興のために、
被害の克服のために、
個々が全身全霊を尽くし、
互いに力を合わせていく、
そんな誇るべき国民性を
教育の一現場で育み続けるためにも。