光る立山

今年の書き初め大会の題字は
「光る立山」
これから十回、百回と練習することになる
「光る立山」

毎日見ているはずの立山連邦ではあるが、
子どもたちは、案外、
その大きさや美しさに圧倒されてしまった。。。
というほどのインパクトまでは味わっていないのかもしれない。

書き初め大会の練習開始を来週に控えたこの日、
教室の窓の外には、
ちょうどくっきりと立山連峰が「光って」いた。
まるで、子どもたちに
「さあ、見においで。そして、立派な字をかくんだよ」
と言ってくれているように思えた。

さっそく、画用紙と鉛筆をもって
屋上へと向かうことにした。
屋上の扉を開け、数歩進んだ、その時。
子どもたちの目の前に
雄大な立山連峰が飛び込んできた。

「わあ〜。。。」

子どもたちは、あっという間に
立山連峰に惹き付けられていった。
「先生、すごくきれいですね。」
「なんか、かっこいいなあ。」
「こんな景色がすぐそこにあるなんて、富山ってすごいところだなあ。」

毎日見ているはずの立山連邦の
その大きさや美しさに圧倒されるほどの
インパクトまでは味わっていないのかもしれない子どもたち。。。
と思っていたが、
やはり子どもの感性は、実に瑞々しい。

このあと、
「光る立山」の峰を眺めての鉛筆写生大会となった。

それから間もなく、
子どもたちは
すっかりその景色に溶け込んでいった。

その光景を見ながら
新春の書き初め大会が、
今から楽しみになってきた担任であった。