陸上記録会の翌日

陸上記録会の翌日は、
これまでがんばってきた子どもたちへの、
がんばることを奨励してきた(強要してきた?)自分自身への
見届けの日である。

各種上位に入賞した努力をたたえることはもとより、
記録が0.1秒、1cm、1mでも伸びたことを共に喜び、
人知れず悔しさをかみしめたことに思いを馳せ、
毎朝の朝練に欠かさず参加した姿勢の貴さを確認し、
惜しくも目標に達しなかった仲間を思いやり、
来年に向けて新たなスタートを切ることを一緒に誓い合った。

子どもたちに「がんばれ、がんばれ」と言っている自分が、
どれだけ子どもたちのがんばりを見届けられているか、
はなはだあやしい部分ではある。

もちろん、そんな見届けがなくたって、
子どもたちは、
自らの力で、
仲間たち同士のかかわりで、
家族の見守りの中で、
あの日の見届けをしっかりとしているのだが。

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