すもう

はっけよ〜い、のこった!

わ〜わ〜(声援)
パチパチパチ(拍手)

今朝の4の1の前では、
人だかりの山ができていた。
その人垣の中心には、
ビニルテープで型取られた半径1mほどの土俵があって、
そこで、
ちびっこ力士たちが
名勝負を繰り広げていた。

押して押して押しまくる力士、
土俵際で上手投げを決める力士、
ぎりぎりまでねばって体ごと倒れ込む力士、
どの勝負にも、
回りで見ている者たちの方が、
熱くなっていた。

体の大きな子が、小さな子に手加減してあげていたり、
足が出たことを、セルフジャッジで申し出たり、
数回勝ち進むと、対戦を待っている次の子に譲ってあげたり、
倒れそうになると、みんなで壁を作ってぶつからないようにしたり、
そんなさりげない力士たちの気配りも
観客の一人のわたしの目を釘付けにした。

はっけよ〜い、のこった!
女の子:先生、わたしも相撲してみたい!
担 任:う〜ん、それは。。。ちょっと。。。

ビニルテープのおそまつな土俵。
その魅力は何なのか。
今日は、そんなことでも考えながら床につこうと思う。

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