でんぷん

昨日のうちにじゃがいもから取り出したでんぷん。
今朝は、上澄み液も乾いてきて、くっきりと白い沈殿物が見えていた。
さっそく手でさわってみる。
「先生、これが本当にでんぷんですか?」
とおそるおそる指を伸ばす。
「わあ、これ、ほんとうに片栗粉みたい」
「え?どれどれ。。。あ、本当だ」

片栗粉の原料は(現在は)じゃがいも、だと知ってはいても、
指先の、あの感触で
「やっぱり同じ物だ」と納得することが、
自分の体の中の辞書に蓄積されて力となる。

それにしても、このでんぷん。
あんなに濁った泥水の中にあるもかかわらず
しかも、こした汁が次第に濃い赤色に変色していく中にあるにもかかわらず、
そんな液に、まったく染まることなく
純白なままで姿を現すことには、
いつものことながら、
まるで手品を見ているような気分になる。

どんな汚れにも染まらないでんぷんは、なんとも頼もしい。
(ヨウ素液には簡単に染まってしまうところは、ちと、かわいらしい)

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宿題  :パワーアップ(社会)
     算数教科書の問題(今回は、教科書に書き込む問題)
持ち物 :
お知らせ:体力テストあり
     雨天時は国語、算数、社会