国内で再び氷河の認定

富山県北アルプス立山連峰に続いて、ここ長野県北アルプス鹿島槍ヶ岳「カクネ里雪渓」などの氷体が氷河として認定されたようです(写真は朝日デジタルより)。

この氷体もずいぶん前から指摘されていたようですが、容易に人を寄せ付けない厳しい自然環境にあるらしく、調査は困難を極めたそうです。今回の認定に向けて、かつて大町山岳博物館で企画展をしていたようなので今度ぜひ行ってみようと思います。

立山連邦や鹿島槍ヶ岳にある氷河の学術的な意義や具体的な調査方法についてはもちろんですが、それが現存していることの教育的な意味を探ってみたいと思います。

教育的な意義とは例えば、

今にも消えてなくなりそうな氷河は何を私たちに語っているのか。
=温暖化という今日的課題の影響か、
 そもそも地球は生きていて常に変化するという普遍性か。。。=

氷河であることを科学的に証明するまでの道のりを支えたものは何か。
=知識か、技術か、技能か、情熱か、チームワークか。。。=

それらからどう思考を深め、学びがいを得られるようにするか。
=見せ方の工夫、教材の開発、学習者における矛盾の洞察、今後の期待感の醸成、。。。=