BGM

BGM。
ネーミング自体が、バックグラウンド〜というくらいだから、
その存在はかなり控えめだ。
しかし、その役割は、
なかなかのものがあるようだ。

それは、
右脳が左脳に、左脳が右脳に
互いによい刺激を与えているかのよう。

登校直後の朝の時間や休み時間に、
ちょっとテンポのよい曲を
ワークスペースに流しておいた。
単調になりがちな縄跳びの自主練習の
ちょっとした味付けにでもなれば、と思った。

先日、
休み時間などの縄跳びの練習タイムに流すBGMには
何がいいか、についてみんなの意見を聞いてみた。

あっという間に、黒板がいっぱいになった。
チョークを走らせている担任は、
そのほとんどがわからなかった。
とりあえず、黒板を記録しておき、
あとでその曲を探そうか、そう思っていた。

あれから、2枚のCDが届けられた。
1枚は、みんなの人気を集めていた「○らし」の曲がいっぱい入ったCD。
もう1枚は、これまた、みんなの希望を収録したオリジナルのCD。
表紙やインデックスまで手作りだ。
どれも、3の1のみんなが
縄跳びの練習に励みながら技を高めていくための
力強い応援グッズだ。

と言っても、それは、あくまでもBGM。
バックグラウンド〜というくらいだから、
その存在はかなり控えめ。
しかし、その役割は、
なかなかのものがあるようだ。

縄を跳ぶみんなの表情にも自然と笑顔が浮かんでいる。