親子の絆

小学校最後の学級PTA活動。
テーマは、
その究極と言うべきか、
その原点と言うべきか、
「親子の絆〜命の不思議を考えてみよう〜」。

今回の活動を支えてくださったのは、
経験豊かな助産師さんと、
その補助をなさるもう一人の助産師さんと、
3名の妊婦さんという
超豪華な講師陣の方々。

一つの生命を母親という視点から見つめたとき、
その献身的な姿に心を打たれた。
そして、
子供は、家族の一人一人に素直に感謝し、
親は、無償の報酬を受けられることこそ喜びだと知った。

一つの生命を兄弟、祖父母、曾祖父母という家族の視点から考えたとき、
そこに目には見えないはずの絆を確かに見たような気がした。
そして
子供は、自分が今ここにいることに、不思議な安心感を抱き、
親は、もう甘えることのできない親のありがたさをしみじみ思った。

一つの生命を宿り、今まさに次代につながるその時を見つめたとき、
力強い生命力の鼓動と輝きに圧倒された。
そして、
子供は、二つの生命が同時にあるという神秘に魅せられ、
親は、つながる命に願いを込めた。

力は地から、地球から。
宝は他から、絆から。

参加者全員が、ひとつの家族になった
小学校最後の学級PTA活動。