ビデオ撮影

陸上記録会に向けての
「朝練」が始まっている。
自主的な参加なので強制はできないが、
この期間限定なので、
一人でも多くのなかまが参加してほしいと思っている。

この期間限定なので、
その他にも、3の1では、
10分でも15分でも時間と場所をやりくりして
グラウンドに出て運動できる時間を確保している。

昨日は、算数の時間に、
巻き尺の使い方、目盛りの読み方の学習をかねて、
3人組で、互いの幅跳びの記録を計測し合った。

今日は、特に体育がある日ではなかったが、
1時間目と2時間目の
入れ替わりの時間をねらってグラウンドに出た。
ちょうど、体育が終わりかけているクラスと、
これから、体育に出てきたクラスが入れ替わる時間帯に
3の1では、すばやく準備を整え、砂場に向かった。

こういうときの3の1はとても立派だと思う。
整列の素早さ、
順序よい跳躍、
余計な指示はほとんどいらない。

さて、砂場では、ビデオ撮影を行った。
自分のジャンプをチェックするためだ。
ビデオ撮影を終えると、再び教室に戻った。
教室のテレビの画面で、
自分の空中姿勢や着地ポイントをチェックした。
できるだけ空中にういている時間を長くすること、
できるだけ着地の足(かかと部分)を遠くにつくこと、
などを確かめ合った。

時々、途中でスチル映像にすると。。。。
「ははは〜、飛んでる〜」という歓声や、
「着地の時が、すごくいいね」などという感想が聞こえてくる。
そうして、跳躍のイメージが強烈に焼き付いていく。

このイメージが、明日の試技に生きてきたらいい。
「朝練」で待っているよ。

連絡
宿題  :漢字の学習
持ち物 :わたしの成長カード(はんこ)(まだの人)
     陸上記録会のアンケート(まだの人)
お知らせ:教育実習開始…
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ヒマワリはかわいそう?

中庭には、
みんなが種から育てたヒマワリが
枯れて立っていた。

名前のごとく陽に向かって
大輪の花を咲かせていたヒマワリが
うつむきかげんで立っていた。

今日の理科は、
「ヒマワリがかれてしまっちゃった」という
ある子の一言から始まった。

その一言に、
そうだ、かわいそうだよ。
いや、それでよかったんだよ。
と、いろんな声がうずまいた。

「かわいそう」の中には、
「せっかく育ててきたのに。。。」
「大きな花がもう見られない。。。」
などという思いが込められていた。

一方、
「それでよかった」の中には、
「1粒の種から多くの種ができた。。。」
「種は赤ちゃんのようなもの。。。」
などという思いが込められていた。

さらに、こんな発言も。
「ヒマワリがお母さんだとすると、
 種は子どもたちみたい。
 子どもたちが育ったのなら、
 お母さんは喜んでいると思う。」

今日の一時間で3の1が手にしたものは、
「枯れる」ということが
実は、単なる死ではなく、
次へと命をつなぐことなんだ、
という新たな見方だったと言えるのではないだろうか。

さて、
「多くの種が。。。」というが、
一体、どのくらい多いのか。
みんなは、予想した。
100個くらい(10人)
100〜200個くらい(15人)
200〜300個くらい(10人)
300個以上(5人)

さっそく調べることになった。

枯れたヒマワリを手にしながら、
子どもたちは、
ヒマワリを引っこ抜く手応えや
茎の太さや力強さや
折った茎の中のやわらかさや
種をとった跡の様子などを知った。

教室に戻った子どもたちは、
今度は、無心に種の数を数えた。
10個ずつの種の固まりが、
机の上にずらりとならんだ。

500個、600個。。。
1000個、1200個。。。
数は予想をはるかに超えていった。
黒板に記録されていった数字を見ながら、
「こんなに多いとは思わなかったあ」
とつぶやく子がいた。

今日のおみやげは、
ひとふくろずつのヒマワリの種。
どうぞ、おうちで
お話を聞いてあげてください。

連絡
宿題  :漢字の学習
持ち物 :社会「地図学習」*連絡帳に書き忘れました。
              持ってきてください。
     陸上記録会のアンケート(まだの人)
     わたしの成長カード(はんこ)    
お知らせ:なかま活動あり(3限)…
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夏の体験発表会

昨日は、クラスで夏の体験発表会を開催した。
今日は、学年集会で、より多くの発表に触れた。
どの発表にも興味深い成果が盛り込まれていて、
みんなの夏休みの充実ぶりがよくわかった。

その一つ一つにどのくらい興味がひかれたか。。。
それはとても一口では言えないが、
せめて、その一端でも感じていただけたらと、
研究のタイトルを一覧にして紹介することにする。

<3の1>
奇麗な万華鏡を作ろう マジックインキの色のひみつ
ゆで卵の固まり方   漢字ナンクロに挑戦
風が電気に変わるとき ロボットを作ろう
電気の通り道     私の町を紹介します
海の宝箱       電池で動くバスを作ろう
CO2って何?     東京ドーム日本一
男鹿で見てきたこと  鍾乳洞
風力発電       氷のとけ方を調べよう
タワーの高さやひみつ イルカと泳いで感じたこと 
国宝瑞龍寺      オリジナルろうそくを作ろう 
味覚を調べよう    トランペットのしくみについて
ジェルキャンドル   食べ物の栄養を調べよう 
磁石のくっつき方   ビタミンCが入っている食べ物 
ロシアの生活     フルートってどんな楽器なの? 
城平山に登ろう    身の回りの物の原産国調べ 
星について      太陽電池で乗り物を動かそう
果物の味を比べよう  日食の研究
パン作り       何が浮くかな?
花火について     チョウの研究
生命新聞       望遠鏡を作ろう

この他、3の2、4の1、4の2にも、
多くの自由研究が掲示・展示されている。
中学年フロアーは、今、
「夏休みの自由研究2009」の真っ最中だ。

連絡
宿題  :算数ドリル
     詩「きりん」の暗唱
持ち物 :お道具箱
     陸上記録会のアンケート(まだの人)
お知らせ:身体測定あり
     うがい、手洗いの励行…
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夏休み2009

夏休み2009

夏は、あらゆるものが、ぐんぐん伸びるというが、
あんなに小さかったヒマワリも、
あんなにかわいらしかった幼虫も、
夏を待ちきれずに、もう大きくなっている。

まだ、この夏を迎えても
小さく動かないままでいるものは、ないかな。
まだ、花を開くきっかけを
つかめないままでいるものは、ないかな。
まだ、準備だけを整えて
計画したままでいるものは、ないかな。
まだ、自分の可能性に
気づかないままでいるものは、ないかな。

夏は、あらゆるものが、ぐんぐん伸びるという。
たいように向かって。

  有意義な夏休みを!(担任)

連絡(第2学期 始業式の連絡帳)
宿題  :夏休みの10の課題(別紙)

持ち物 :□内ばきズック(記名)□雑巾2枚(記名・ひも付き) □台ふき1枚(無記名)
     □通知表(はんこ)  □筆記用具          □連絡帳
     <夏休みの10の課題>
① 夏のチャレンジ1冊       ②応募作品1点以上 
③ 自由研究            ④日記3〜5日分
⑤本の帯1冊分(学校から配布した用紙)  ⑥自習プリント(提出は自由)
⑦ふぞくげんきっずカード      ⑧暑中見舞い(提出なし)
⑨お手伝い(提出なし)       ⑩チャレンジ3015

連絡  :始業式
     下校は、本日と同じ

いつか、この場でも紹介したカラスアゲハの幼虫。
さなぎになって、喜んでいたが、思わず枝から落下。
それでもあきらめずに、葉っぱの布団をしきつめていた。
だが、気がつくと、終業式まであと数日。

このままアゲハと会えなくなってたまるものか。。。。
3の1のみんなはそう思っていた。

そして今日、1学期のラストデーに、
あのアゲハのさなぎは、
なんと、うっとりするほど美しい姿になっているではないか。

このままみんなと会えなくなってたまるものか。。。
アゲハもそう思っていたのかも。…
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話し合いは起承転転結

1学期の国語の力を総動員した「三年とうげ」。
初発の感想や語彙調べの後、
全5場面で5回の話し合いをする。

そんなに話し合いをしなくても。。。
と言われそうな気もするが、
とにかく、
毎回が、楽しかった。

「毎回」というのはちょっと正確ではない。
5回中3回に、大きな手応えを感じた。
おそらく、子供たちも、
あの3回の話し合いで
本気で仲間と議論し合ったことに
「読み」を切り開いていく楽しさ感じていることと思うのだが。

その中で、これまであまり思ったことのなかったことを感じた。

「話し合いは起承転転結」

「転」が一つ多いのはタイプのミスではない。
この一つ多い「転」こそが大切。
この二つめの「転」こそが深まりのバロメーター。

これまでは、まずは一つ目の「転」の部分を大切にしてきた。
この「転」は、子供の思考に揺さぶりがかかる局面だからである。
これがあるから、子供たちは、一段深いところへと誘われていくのである。

では、二つめの「転」は何なのか。
今は、まだ、うまく説明できない。
ただ、「結」へと向かうまでには、
「転」のあとに、何か得たいの知れないもうひと山があるようだ。

これは、夏休み中の宿題だ。

1学期の国語の力を総動員して取り組んだ「三年とうげ」だったが、
子供たちの発言やつぶやきや発想をシャワーのように受けて、
持てる力を総動員させられていたのは担任の方だったのかもしれない。

この5回の話し合いは、小学校教員としての自主トレにもなった。

連絡
宿題  :夏休みの計画に従って進める
持ち物 :荷物を持ち帰る袋
     内履きズックを入れる袋
お知らせ:元気なメスのカブトムシでした。

カブトムシ小屋のカブトムシも次々と出てきています。”…
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100点集め +実況

1学期中に取り組んだプリント類を再利用して、
繰り返し復習に取り組んでいる。

その名も、ズバリ「100点集め」

漢字プリントや計算プリント、数種類の中から
自分で好きなプリントを選んで持っていく。
できたら、担任に丸ををつけてもらって100点にする。
間違えがあったら直して100点にする。
できたら、また、次のプリントに取り組む。
そうして、できるだけたくさんの「100点集め」をしていく。
100点になったら、子供たちは、自ら次へ挑戦していく。

こうしていて、当たり前のようなことを、ふと思う。
序列化のための評価なんて、いらない。本当は。

連絡
宿題  :夏休みの宿題を計画的に進める
持ち物 :アンケート(まだの人)
     荷物を持ち帰る袋
お知らせ:懇談会、よろしくお願いいたします。

追記
カブトムシの羽化が気になる3の1のみんなへ
昨日から、いよいよ成虫への変化を見せ始めたカブトムシ。
今朝から、いつ成虫になるのか、いつ外に出てくるのか、とくぎづけ。
結局、下校時間までには間に合わなかったが。。。
18:00現在、
アーモンド色だった体が、完全なチョコレート色に!
羽のすじも見える!
見た目では、限りなく成虫に近いぞ!
明日を、乞うご期待!

午後7:30現在。
かなり黒が濃くなったよう。

午後9:00現在
活動活発。足をもごもご動かし始めているよ。

午後10:30現在
神秘!ガラスの羽をまとい始めた。
“…
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草むしりの教育的意義

ちょっと固いタイトルだが、
ここ十数年、
心の片隅で感じ考えてきたことの
ひとつの答えが、
今日、見えたような気がした。

「草むしり」

私たちと同世代、もしくは、それ以上の方々には
おそらく鮮明な記憶としてあると思われる校庭の草むしり。
梅雨前のちょうど雑草が出始める頃や、
夏休み直前にぐんぐん雑草が伸び始める頃や、
秋の大運動会前の地域行事がある頃などに、
学年あるいは全校一斉で行われた草むしり。

当時、クラスの多くの仲間たちが、
この時間内にここだけではつるっつるにするぞと意気込み、
周囲半径2m以内はだれも寄せ付けないで一人の世界に入り、
終了時間が近づくまで誰も時間の流れに気付かないほど集中して、
その単純作業にひたすら没頭した草むしり。

当時のそのような学校教育活動をたっぷり経験された諸先輩たちは、
今や、いろんな分野でリーダー的に活躍しておられる。

このようなことの教育的意義は、
誰もが感じているはずだが、
誰もあまり語らない。
それよりも、
今風の学力論争を声高に叫び、
「成果」を上げることに汲々としている。

今日、3の1の子供たちは
大粒の汗を額から流して
「草むしり」に没頭した。
その勢いたるや、
過去の記憶にある当時の仲間たちの姿か、
それ以上のものがあった。

その姿は、
「成果」をあげるという企業的発想で、
「ねらい」に直結していくような効率性をよしとする大人たちが、
ごもっともな教育論をあちこちから提唱する風潮の中で、
類を見ない輝きを放っていた。
勝手に学力低下という烙印を押されまいとして
「ぼくたちは、こんなにできるんだよ」と言わんばかりに。

連絡
宿題  :漢字の学習
持ち物 :荷物を持ち帰る袋
     *明日の予定はお道具箱、その他
お知らせ:懇談会、お忙しい中とは思いますが、よろしくお願いいたします。

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