今年もひみりかサマーセミナーに参加してきました。日体大の角屋先生、早稲田大学の露木先生のご講演から、新進気鋭の若い先生方の実践発表まで伺える貴重な機会です。特に、今年のセミナーは、来年度(平成30年度)に開催予定の日初理全国大会富山大会の方向性を考える一つの場ともなっていました。私も「これまでの富山の理科教育や今後の方向」などについて発表せよ、という大先輩からのご指示もあり、この場で発表させていただきました。
テーマは「約45年前に行われた『丸いてんびん』の授業の再現授業の試み」としました。「丸いてんびん」の授業というのは、ノーベル化学賞受賞者田中耕一先生が「科学者としての原点は小学校時代に受けた先生の理科の授業にある」と述べられたその一つの授業です。
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