今日から教育実習が始まった。
6の1には5名の先生方が配属された。
まずは、実習開始式が行われた。
6の1の仲間が代表となり
附属を代表するという覚悟と責任をもって
立派に挨拶を果たした。
クラスに戻ってからは、
実習生のみなさん一人一人から
そのバイタリテイーを感じさせる
個性豊かな自己紹介があった。
みんなは、その魅力に惹き付けられ、すぐに親しくなった。
休み時間になると、
さっそくそれぞれの先生方との会話を楽しんでいた。
一緒に遊びに輪に入るよう積極的に働きかける姿もあった。
そんなしなやかさは、
6の1のみんなのよいところでもある。
どの先生方も、
明るく、たくましい青年ばかり。
子供たちの素直な反応が、
そのことを物語っている。
3週間ほどの期間だが、
一緒に学んでいきたいと思う。
連絡
宿題 :パワーアップ(理科)
漢字の学習
持ち物 :陸上記録会の下校方法アンケート(明日〆切)
お知らせ:講演会の希望(明日〆切)
漢字検定の希望
秋の体験学習のボランテイアについて… 続きを読む...
夏休みのおみやげの一つに、
東京の博物館で手に入れた
ユニークなものがある。
手のひらよりやや大きめの写真立てのようなもので、
そこには無数のピンがついていて、
背面からそのピンを押し出すようにものを押しあてると、
前面にその形が浮かび上がって型取られるというもの。
そろばんのように、
一度ガシャッとリセットすれば
繰り返し繰り返しいろんなものを
一瞬のうちに立体的に写し取ってしまう。
(詳細はお子さまにお聞きください。)
写し取るものは、
手のひらでも、
ピースサインでも、
横顔までも、
ほぼ何でも大丈夫である。
ぜひ、2学期の教室で活用したい、
そう思って衝動買いしてきた。
そのフレームには、
一人一人の「らしさ」が浮かび上がる。
それを見る側も、
つい「らしいなあ」と微笑んでしまう。
自分を表現し、
互いのそれを認め合う。
そんな一角を教室内に創ることができたら、
そう、思った。
今日から、番号順にオブジェを作った。
一日、担任の机の上で
その子らしさが輝いていた。
ものめずらしそうに、
ながめるみんなの姿もあった。
あすは、どんなオブジェになるか、楽しみでもある。
実は、これと同じ仕掛けのものを
かつて、海外にある別の博物館で見たことがあった。
大きさは、人間のほぼ等身大だった。
博物館ではめずらしく、
自由に触ったり、試したりすることもできた。
そのフレームに、
体当たりで、そっと身をゆだねるようにすると、
自分の体の表現が、そのまま型取られた。
実物よりも何となく実物らしく感じられるところが、
また、おもしろかった。
今回、手に入れたのは、
そのミニチュア版とでもいうもの。
連絡
宿題 :パワーアップ(社会)
漢字の学習
持ち物 :陸上記録会のアンケート
お知らせ:秋の体験学習のボランテイアについて… 続きを読む...
陸上記録会がスタートした。
いつも思うことだが、
これからの日々の全部が陸上記録会だと思っている。
当日は、その延長線上にある。
今日は、まだ初日とあって、
練習に参加した子は男子4,5名、女子4,5名ほどだった。
明日からの自主的な参加に期待する。
担任は、
たとえ1名からでも練習にはつきあうよん。
一緒にがんばろう。
連絡
宿題 :パワーアップ(算数)今回はちょっと難しい。がんばれ。
算数ドリル
持ち物 :習字道具(必ず)
漢字の学習ノート(必ず)
講演会の希望(あれば)
陸上記録会の下校アンケート(4日まで)
思考大会の申し込み(あれば)
漢字検定の申し込み(あれば)
お知らせ:陸上記録会の朝練習開始
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今年も体験発表会を行った。
高学年は通例、夏の体験発表は「掲示」とすることが多いが、
作品は、どれもみんなの気持ちの入った大作ばかりなので、
わずかの時間だったが体験発表を行うこととした。
事前に、スピーチ原稿を書き上げておく。
(300〜400字という字数制限)
(3段落構成が基本形)
(スピーチという側面に配慮)
一人一人の研究はまさに十人十色で、
その成果はもとより、
どのように取り組んできたのかがとても気になった。
(調べた方法や見学先、実験装置の製作など)
研究のテーマだけでもご紹介しておく。
イースト菌について・ろ過水の作り方・泥水をきれいにする方法
歴史年表作り・肺の模型・太陽光発電・埼玉国際試合
部屋の片付け・元寇・生き物の生態系
富山大空襲・ビールが出来上がるまで・ビタミンCについて
水をきれいにする方法・酸性雨と地球温暖化・北京オリンピック
なぜ地震が起きるのか・マイふろしき作り・エコについて
草木染め・科学プラス食・宇宙食
月について・マヨネーズの失敗しない作り方・サッカーについて
画家クロード・モネについて・地域の地名調べ・私の料理作り
裁判員制度について・切り紙・水性ペンはもともと何色なのか
ファッションカラーについて・結晶作りの研究・マイ小物入れ作り
富山市の友好姉妹都市について・科学プラス食・日本の地図
薬の不思議
現在、廊下に展示中である。
(授業参観日まで展示します。当日、取りはずしてお持ち帰りください)
ささやかながら、以下の賞も出ているのでお楽しみに。
・地球の未来賞
・わくわく実験賞
・夏の話題賞
・実験モデル賞
・体験・感動賞
・歴史の旅賞
・生活大百科賞 など
連絡
宿題 :確認テストの勉強(社会・理科)
夏休みの宿題(まだの人)
(*夏休み関係のものをいつまでもひきずらないこと。
2学期がんばるためにも、月曜日には提出物はきちんと出し終えましょう。)
例:自由研究のB4用紙、読書カード、日記 など
持ち物 :月曜セット
図工で必要なもの(お知らせ済み)を来週まで用意しておく
お知らせ:朝来た人から、陸上記録会の練習のため
グラウンドに出ましょう。
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今、みんなの日記に目を通させてもらっている。
一人ひとりのとびっきりの一日が行間に読み取ることができる。
ノートをめくるたびに、
そんな一日一日を、
あたかも自分も体験したかのように追体験できるのは、
読み手の担任の特権かな、と思う。
数冊読んで休憩していると、
自分の心がわくわくしていたり、しんみりしていたりするのに
気づくことができる。
さて、次の日記を開いてみよう。
連絡
宿題 :確認テストの勉強
(第1回〜第8回までの問題から出題。見直しをしっかりしておこう)
教科書に記名
持ち物 :月曜セット
お知らせ:本日の提出物で、まだの人は明日までにそろえて持ってきましょう。
(2学期のリズムを取り戻すためにも、
夏休みの提出物はいつまでも引きずらないようにしてください。)… 続きを読む...
始業式に向けての連絡
=宿題(夏休みの10の課題)=
① 夏のチャレンジ1冊 ②応募作品1点以上
③ 自由研究(B4用紙1枚) ④パワーアップ<5年生書き込み>全部
⑤日記2〜3日分 ⑥読書カード
⑦自習プリント(自由) ⑧附属げんきっずカード
⑨チャレンジ3015 ⑩その他(あれば)
=持ち物=
□内ばきズック
□雑巾2枚(記名、ひもつき)
□台ふき(無記名)
□通知表(はんこ)
□筆記用具
□連絡帳
=連絡=
確認テスト 8/29(金)国語・算数
9/ 1 (月)社会・理科
*確認テスト第1回〜8回の中から8割以上出題。
プリントをよく見直しておくこと
ランドセルでなくてもよいが、ランドセルが好ましい。
(教科書を配布しますので)
定期券、内履きズックを忘れずに。… 続きを読む...
今回で、夏休みサマーセミナーが最終回となる。
久々にみんなと再会するのも楽しみの一つ。
教室のあちこちで、会話の花がさいていたが、
時間がくると、みんなプリントに集中した。
学習の成果というのは、
数日間の取り組みで劇的に表れるということはないが、
ここで取り組んだことで、
着実に、一歩一歩ステップを踏んでいることは確かだ。
内容的には、
普段の授業ではなかなか伝えられなかったこと、
もう一回復習しておきたかったができなかったこと、などはもとより、
問題に臨むときのメンタル的な部分やスキル的な部分までが含まれた。
7月の猛暑の中、
汗を流しながら学習プリントに向かっていた姿が、
今となっては、なんとなく懐かしい。… 続きを読む...
まぶしいばかりの夕日に包まれながら
私たちは夕食をとった。
食堂の窓から斜めに差し込むオレンジ色の光線が、
卓上のごちそうをいっそう飾り立ててくれた。
みんなが夕食を終える頃には、
もう辺りは暗くなり始めていた。
同時にそれは、ドラマチックな天体ショーの
プロローグでもあった。
日没後の室堂は、
どこか無人の異星にやって来たのではないかと
思ってしまうほど静かだった。
ラッシュアワーの交通の騒音はもちろん、
虫たちのにぎやかな声も、
行き交う人々の会話も、ない。
遠くで、雪解けの水が谷間に流れ落ちていく音だけが響いている。
完全に日が沈むか沈まないうちに、
一足早く外に出て、この日の天体ショーの始まりを待つことにした。
星が、ひとつ、またひとつと輝き出す。
気が付けば、もう天を埋め尽くすような星である。
外から、子供たちの部屋の窓をノックした。
トントン、トントン
「え?だれ?」
「なんだ、先生か。。。」
「先生、何しとるん?そんなところで」
「ちょっと、外に出てこないか?」
しばらくして、数名の男子が駆けてきた。
そして、出てくるやいなや、
「うわあ、すげえ」
「ものすごくきれいな星だね」
「ね、あれ、北斗七星じゃない?」
「星って、こんなにいっぱいあったっけ?」
空を仰ぎながら、みんなが感動に包まれているのがわかった。
すると、今度は女子たちも出てきた。
「きれい〜」
「ね、天の川ってどれかなあ」
「あれなの?うそ!初めて見た〜!!」
「まるでプラネタリウムみたいじゃない?」
この星空を例えるとしたら「プラネタリウム」としかやはり言いようがなかった。
この日は、まず、
目の高さのやや上の方で大きく横たわる北斗七星を確認し、
そこから数えて(5倍して)北極星を確認し、
さらに反対側にカシオペアを確認し、
ちょうど天頂付近に夏の大三角を指でなぞって、
デネブ、ベガ、アルタイルという名前を思い出し、
はくちょう座が天の川を流れるように羽ばたいているのをはっきりと空に描き、
南に目を移してさそり座、アンタレスを見て、
ひときわ大きく、明るく光る木星(?)を。。。。
いやいや、もう、こんな美しい星の下では、
何が何星だとか、何座だとか
どうでもよくなってきてしまう。
地球は宇宙の中の一つとして存在していて、
そこに私たちがものすごい偶然で立っていて、
互いに、絆を深めて合っているという奇跡。
満天の星空の中で、
みんなとの出会いに恵まれたことに感謝した。
(おわり)… 続きを読む...
山頂の別世界に
まだまだ浸っていたい気持ちをなんとか切り替え、
今来たルートで下山する。
予定より、少し遅れ気味だった。
一の越まで戻ってきたところで山荘に電話し、
40分程度遅れることを伝える。
幸い、日が傾いてきても、
天候は良好である。
焦らず、安全第一で進むことにする。
夕方になって、ようやく
山荘が手の届くようなところまでやってきた。
そこから来た道を振り返ると、
さっきまでそこに立っていた雄山の山頂が、
遙か遠くに高くそびえているのが見えた。
「あ〜、あの頂上まで行って、帰ってきたんだな〜」
当たり前のことでも、つい口に出てしまうものである。
山荘で、荷物を受け取り、それぞれの部屋へと向かう。
適度な疲労感と空腹感と達成感と安心感とで
なんだか満たされた感覚となる。
ちょうど、窓の外には真っ赤な太陽。
室堂一帯が、オレンジ色に染まっていく。
山肌が、紫色に眠っていく。
室堂が、再び「別世界」に変身していく。
地球は生きているんだな、とその時、思った。
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